こどもと一緒に世界で学ぼう!

上海在住もうすぐ20年。上海人夫と日中英トリリンガル息子の3人家族です。海外親子留学や上海での日常を綴ります。

【小5生男子】信じて見守ることの難しさ


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完全ノープランの長ーい冬休み。

中国上海の学校は只今冬休み真っただ中。

息子の学校は1月中旬から2月下旬までと1か月以上の長いお休みとなります。

コロナじゃなければね・・日本に帰ったり第三国に旅行したり、あっという間に過ぎてしまうのですがね・・・。

2019年の冬休みはロサンゼルスへ親子留学したし、

www.shanghaimorikiyo.com

 

2020年の冬はベトナム旅行へ行きました。

www.shanghaimorikiyo.com

 

しかし、去年に引き続き国外どころか上海からも出づらい状況が続いている2022年冬休み。

完全にノープランです。。。

私は日中仕事に出ていますが、在宅勤務の旦那と息子はほぼ毎日家に引きこもり状態。

だらだらとYoutubeやゲームで時間を無駄に過ごすことのないよう、冬休みのはじめに一応やることリストと1日のスケジュールを立てたのでした。

 

やるべきこととやりたいこと、ルールを決める。

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2021年度も公文のトロフィーいただけました!

毎日やるべきことは主に下記の5つ

①学校の宿題(毎日のスケジュールに落とし込み済み)

②くもん

③ピアノ練習

④読書(日中英それぞれ)

⑤ウェブサービスを利用した英語勉強

 (どんなサイトかはご参考までに末尾に記載しておきます♪)

 

なんか、こう書いたら結構やることいっぱいあるじゃん、って見えるんですが、

学校の宿題はもともと少ないのが「双減政策」でさらに少なくなっているし、公文だってプリント2枚だけだし、全部やっても2時間かからないで十分終わるくらいのボリュームです。

(↓双減政策についてはこちら♪)

www.shanghaimorikiyo.com

 

スケジュールとしては、出来るだけ午前中にやるべきことをやってしまう、

Youtubeは1日1時間以内にする。

スケジュールを守れたか、やその他お手伝い状況などによってゲットするポイントによってゲームできる時間を決める。

そんなルールを作って冬休みをスタートさせたのですが・・。

 

やるべきことは後回し!息子の時間の使い方にイライラ・・

私が仕事から帰宅するのは大体午後6時。

どんなに時間がかかったって、その時間までにはすべきことは終わっているはずです。が、私が帰ったとみると慌てて宿題をやりだしたり、宿題の調べ物をしているといいながら、こっそりとYoutubeを見ている、などということが何日もあり。

そうなると私もちゃんとやっているかどうかがどうにも気になってきてイライラしてしまいます。

冬休みは長いし、1日くらいやらなくたってどうってことない・・と思ってはいたけど、結局毎日宿題の進度を確認したり、PCで作業しているときは本当に勉強しているのか?Youtube見てるんじゃないか?と疑って脇で張り付いたり、気づくとつい息子を監視してしまう自分がいるのでした。

もちろん息子だってそんなことをされて気持ちが良いわけなく。

お互いイライラぎすぎすした雰囲気が増えてしまったのです。

 

心配か信頼か 管理か見守りか 

そんな時、ふと目にしたネット記事に今を輝く菅田将暉さんのお母さんが書いた本の内容が載っていました。

 

"心配"は子育てには常についてまわるものです。でも心配は、自分の中にあるもので、これは"我"だと思うのです。私にも、そうして子どものチャンスを潰してしまいそうなときはありました。でも「心配より、信頼」。子どもを信じて、やらせてみる。その体験から、子どもは学びます。

失敗したらどうしようと思うのなら、親がすべきは先回ってそれを止めるのではなく、近くで見守ることです。そして必ずできると信じて、応援することです。失敗してもいいじゃないですか。そこで親が「やっぱりダメだった」という顔をするか、「もう一度やってみようか」と励ましてくれるかが、子どもにとっては分かれ目です。私はこれこそが"信頼"だと思っています。

「心配より信頼」うぅーん、刺さる・・!!

たしかに、心配するのは息子のためと言いつつ、自分が安心したいだけなのかもしれない。

息子の失敗を見たくないから、「あなたのため」と心配して、先回りして、監視してしまう。

でもそれは自分の子供を信頼できていないからで。

子供を信じていれば「この子なら失敗しても大丈夫」と自信が持てるし、子供も親が信頼してくれていることが自信となる。

だからどんどん挑戦して、失敗して、そこから学んでいけるんだろうな。

今の私のように、息子が失敗しないように先回りして手出し口出しすることは、息子が人生の中で本当に大切なことを学ぶチャンスをつぶしているのかもしれない・・。

まずは私が、もっと息子を信じて見守ることができるよう、母として成長しないといけないと気づいたのでした。

 

信じて、任せて、見守る。

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いつの間にかおばあちゃんの背丈をグンと超えていた息子。

 

気づけば息子はもう11歳で、手足はすでに私より大きく、背丈も越されようとしているくらい成長していて。

私が思っているよりもきっと、ずっとたくさんのことができるようになっているし、いろいろなことをちゃんと考えているのだと思う。

だからもっと息子を信じて任せよう。失敗してもいいじゃないか。むしろ、今失敗しないと気づけないことはたくさんある

・・・と、頭では完全に理解しているのです。心でも痛いほど感じているのです。が。

やっぱりすぐにその境地にたどり着くのは難しい‥。

声かけだけにとどめて、あとはやろうがやるまいが本人に任せよう、と思っているのですが。

いつまでもだらだら漫画を読んでいる息子を見ていると、どうしてもお尻叩いて勉強させたくなってうずうずしてしまいます。

でも、ここは私自身が成長すべきタイミングだ、とぐっと

こらえています、半分くらいはw

そうしているうちに、息子も多少は自覚が出てきている・・・・ような。

この3日くらいは言われなくても自分からピアノ練習始めるようになたし。

いつか菅田将暉みたいになってくれるかな(笑)

まあ、それは冗談ですが、彼が本当に幸せと思える人生を歩んでほしい。

そのために少しずつ、親子で成長していこうと思います。

 

 

 

息子が利用している英語学習のウェブサービスはこちら!

最後に、ご参考までに息子が冬休みに利用している英語学習のウェブサービスをご紹介しますね。

 

■ボキャブラリー強化用

問いに対する正しい単語を選んだり、スペルを入力したりする問題がひたすら繰り返されます。

親が学習時間と学習進度をチェックできるアプリがあり便利。

有料で、2000元/3か月 くらいでした。 

www.afficienta.com

 

■読解力強化用

これは学校の先生がMAP(Measures of Academic Progress)対策のために進めてくれたサイトで無料で利用できます。

1つの文章に対して2~5問程度の問題が出題され、正解率によって文章の難易度が上がっていきます。

readtheory.org