上海は1月半ばに冬休みに入ってから4月10日の今日現在でもすべての学校で休校が続いています。
オンライン授業は早くから始まっていますが、先生やお友達と会えないのはやはりつまらないしさみしいようです。
特にうちのように一人っ子だと、この数ヶ月まともにコミュニケーションをとるのが親だけという状態が続いていて、子供同士の遊びややりとりから学んだり感じたりすることが抜け落ちてしまっているのが心配・・。
それと、オンライン授業って親の負担がかなり大きいんですよ!多分小学校高学年くらいになれば、自分で自覚を持ってちゃんと授業聞いたり、課題とかもちゃんと自分で把握できると思うのですが、うちの小三男子はほっといたら授業をバックミュージックにお絵かきの世界に入り込んでいる状態・・・(^_^;)
宿題は写真をとってアプリにUPする方式ですが、子供にやらせるとブレブレで「文字が読めませんーー」と先生からクレームがきたり・・
だから、なんだかんだ親が要所要所ヘルプしないと成り立たないのです
というわけで、親も子供も待ち望んでいる学校再開。
再開のスケジュールは省単位で動いているようで、お隣江蘇省などではすでに学校が始まっています。
しかし上海ではこれまで「3月中旬にはなんとかなりそう」「4月からは行けるだろう」という噂が、「5月の連休明けスタートが濃厚らしい」「いや、6月からスタートで夏休み返上らしい」「ここまできたら多分夏休みあけ9月からスタートだろう」・・と、噂のみが飛び交うばかりで、上からの正式な通知はありませんでした。
それが!
昨日の午前中、Wechatのモーメンツ(Twittermのような機能)ににわかに「今日の午後2時から上海の学校再開について市政府の声明があるらしい」という噂が飛び交いました。
みんなが期待に胸を膨らませた発表内容はこちら!!!↓ ↓ ↓
曰く、「高校3年生と中学3年生は4月27日から開校、そのほかの学年は5月6日前までに学年ごと順を追って開校する準備をすべし」。
なんか、すっごく「もやっ」とした表現ですが・・(^_^;)
「返校」=「学校再開」という単語が市政府から出てきただけでも大きな一歩です!!!
おそらく、ここまで発表すると言うことは、5月6日には何らかの動きがあるでしょう。
全学年(受験を控えた中高の最高学年は一足早く復学)一斉になるのか、上の学年から順を追ってになるのか、そのあたりはきっと直近になるまで決まらな胃のだろうと思います。
でも、このまま夏休み突入、9月再開、という最悪?のシナリオが現実になることも半ば諦めの境地で受け入れかけていた親たちにとって大いに喜ばしいニュースとなりました!
この発表があった直後のWechatモーメント欄(タイムラン)は、このニュースで持ちきりw
いくら中国がこのコロナ騒動から脱却しつつあるとは言え、学校が休みの間はやはり「非常事態だ」という意識はつねに人々につきまとっています。
それが解除されると、やっと、本当の意味で日常を取り戻せるのかな、と。
学校再開まではあと1ヶ月、、、というか、まだ決定ではなく、もしかしたら「小学生は6月から~~」なんてことも十分あり得るのですが・・
この先の見えない戦いに、やっと一筋の光を感じた気がしたのでした。
もうね、日本もこの半分くらいでも慎重で良いと思うのですよ・・。
私の地元ではなぜか入学式後「1週間だけ学校が休みになる」そうで、でも「1週間後には学校を再開します!!」と教育委員会から通知があったそうです。
1週間休む意味は?1週間後に学校が始められる根拠は・・?
いまは本当に、日本の状況が心配でたまりません・・。
世界で、中国で、そして日本で、一日も早く日常が戻ってきますように・・。