コロナウイルスの猛威はとどまることを知りません・・。
日本でも感染者は1万人を超えましたが、検査件数から考えてこれは本当に氷山の極々一角でしかないことが容易に予想できます。
Stay home.
とにかくいま私たちが自分と周りのためにできること、いや、自分の役割として果たすべきことは、家に居ること。人との接触を最小限に抑えること。
そのことが、まわりまわって知らない遠くの誰かの命を救うことになるかもしれません。
逆に言えば「自分くらいは」「まさか私が」という自分勝手な思い込みが、知らぬ間に誰かを殺してしまうかもしれないのです。
そのくらいの正しい恐怖感と強い意志で、今はじっと耐えていきましょう。
前回の記事でお知らせしたように、こちら中国では、「非日常」の最後の砦ともいえる「休校措置」が少しずつ解かれて、日常が実感レベルで徐々に戻りつつあります。
上海でも、これまでかたくなに「返校=開校」について触れてこなかった市政府が
「5月6日をめどに学校が始められる準備をしておく必要がある」
という、ふんわりとした表現ながらも具体的な日にちも提示した正式発表を出したことで、
「いよいよ開校か?!」という期待が子供たち、そして親たち(特にこちら)の間で高まっていました。
更には学校の先生から
「国内外を問わず上海を離れた場合、戻ってから2週間登校の自粛を求めます。学校の再開に備え、5月の連休(中国は労働節で5月1日ー5月5日がお休みです)は上海から極力出ないように」
というお達しが。
これは本当に5/6開校か?!と、かなりの確信を持ち始めていたところ・・
昨日ママ友や学校の親たちのグループチャットがにわかに騒がしくなり。
どうやら、前回の「開校の準備をしておくように」というふわっとした表現ではなく、はっきりといつから学校を始める、という発表があった様子。
その内容がこちら↓ ↓ ↓
- 5月6日 :高2中2学校再開
- 5月18日 :高校、中学のその他の学年及び小学校4,5年生学校再開(中国の小学校は5年生まで)
- 小学校1,2,3年と幼稚園はウイルスコントロールの状況を鑑みて改めて決定
はい、家の子は小学校3年生。
つまり、まだ全然決まってないと・・・^^;
少なくとも5月18日より前になることはないでしょうから、まだまだ先は長いというわけですね・・・ははは・・。
いやもう、本当に慎重すぎるほどのこの慎重っぷり。
正直上海市のコロナ感染者数なんて、今の世界の状況からすると全然少ないわけですよ。 公表されている数字の信ぴょう性はさておき・・・
上海市コロナ患者累計:感染者数339名 死亡7名
いや、数字の信ぴょう性はさておき、この数字は感染拡大のピークを越えた2月末くらいからほとんど変わっていないわけで。数字の信ぴょう性はさておき。
少なくとも、ピークのころは知り合いとか友達の知り合いとか、そのまた知り合いとか、少しでもつながりがある人が感染すると瞬く間に噂が広がったのですが、この2か月くらいは全く聞いていません。
その上海でも、学校の再開にはこの慎重っぷり。
子供たちにとって、また子供を持つ家庭にとって、いくら街に人がもどりつつあっても、学校が再開されなければ、「収束」を実感することはできません。
もっと言ったら、教育熱心な中国で教育は非常に重要な産業の一つでもありますが、
それもほとんど機能していない状態。
それでも、やはり命のためには、このくらいの慎重さは当然なのだと思います。
そのためには、オンライン授業の負担が大きくても、お友達と遊べなくても、大人も子供ももう少し我慢。
心からの笑顔で子供たちを学校に送り届けられるようになるまで。
命のためだもの、喜んで引き受けましょう、もう少しの我慢!
コロナに負けるな!!!
日本も中国も世界も加油!!!!!!!