コロナ禍で海外旅行なんて夢のまた夢の世界になってしまった今、皆さんの妄想旅行を少しでもお手伝いしたいということでお送りしている「四十路女初ヨーロッパで一人旅!」シリーズ。
今回は引き続き「リヨン編」をお送りいたします。
四十路のおばさんがなぜ、初めて訪れるヨーロッパで無謀にも一人旅に挑戦しようと思ったのか。
その辺の経緯はこちらをご覧下さいませ。
旅に出る前のリヨンのイメージと言えば、遠藤周作の「深い河」で大津が神父を目指して修行していた町・・・という非常に地味なものだったのですが・・。
(もはやイメージでもなんでもなく、ただの知識(笑))
いやー、行ってよかった!!本当によかった!!!
コロナが収まったらまた絶対に行きたい場所ベスト3に入るくらい、お気に入りの街になりました。
それではリヨン編②お楽しみください~♪
- 一人旅の練習、実はいとことの一緒だったリヨン
- 御飯派の私も感動のおいしさ!パンオショコラとコーヒーでおされ朝食
- フィルヴィエールの丘から眺める世界遺産
- 美食の街リヨンの象徴ボキューズ市場でつまみを調達する贅沢(笑)
- 美食の街リヨンのしめはやはり伝統料理「ブション」で
一人旅の練習、実はいとことの一緒だったリヨン
今回のリヨンの旅は「一人旅」と言いつつ、スイス在住、以前リヨンに住んでいて今も部屋を所有するいとこを訪ねる目的もありました。
さすがに、初ヨーロッパ初フランスでいきなり完全に一人で回る勇気はなく・・(;^ω^)
でも、やっぱり海外歴長いいとこの案内があるというのは安心だし、見どころも効率よく回れるし、本当にいとこには大感謝でした!
ちなみに、リヨンの次の目的地、シャモニーからは完全一人旅となります。
どんなハプニングがあったのか?!こうご期待(笑)
御飯派の私も感動のおいしさ!パンオショコラとコーヒーでおされ朝食
リヨン3日目の朝はいとこオススメのカフェでクロワッサンパンオショコラ、コーヒーの朝食。
私はパン派ではないけど、フランスのパンはどこで食べても本当に美味しい!!
こういう、地元民が愛するおいしいお店をに行けるのもいとこといっしょだからこそ!
いとこちゃん、ほんとうにありがと~~~!(^_-)-☆
フィルヴィエールの丘から眺める世界遺産
おいしいパンオショコラでお腹を満たして次に向かったのはでフルヴィエールの丘。
丘の上に立つノートルダム大聖堂はリヨンの象徴。白い建物が抜けるような青空に映えます。
フルヴィエールの丘の上には歩いていくことも可能なのですが、かなり急な勾配の階段を上る必要があります。
私が訪れた2019年の夏は、普段は涼しいリヨンが珍しい猛暑に襲われた年で、この日も40度近い暑さ。
歩いて階段を上るのは四十路にはきつい・・ということでケーブルカーで向かいました。
ケーブルカーの駅は地下鉄のD線の駅Vieux Lyonと共通の駅となっていて便利です。
約5分ほどの乗車で丘の上に到着。
少し歩くと、目の前に真っ白に輝く荘厳なノートルダム大聖堂が見えてきました!
真っ白に輝く外観に感動しつつ中に一歩足を踏み入れると、神聖な雰囲気と素晴らしい彫刻やモザイク画、そしてステンドグラスに圧倒されました。
キリスト教徒ではないけれど、自然に心が鎮まって祈りを捧げてしまうような、癒しの空間でした。
心が浄化されたようなすがすがしさを感じながら外へ。
教会の裏手からはリヨンの街を一望できます。
手前には見事に赤い屋根と白い壁に統一された世界遺産の旧市街地が広がります。
まるで、そこだけ中世にタイムスリップしたよう。きっと何百年も同じ景観を保っているのでしょう。
このあたりでちょっとお腹がすいてきた私はおもむろにバックから真ん丸の物体を取り出し・・
実はケーブルカーに乗る前に、いとこおすすめのお菓子屋さんで「プラリーヌ」入りのパン「ブッシュドプラリーヌ」を調達していたのです♪
リヨンの街を一望しながらリヨン名物のスイーツをいただく幸せ★
私服のひと時でございました。
美食の街リヨンの象徴ボキューズ市場でつまみを調達する贅沢(笑)
丘を下りて次なる目的地へ。
リヨンは地下鉄も市バスもありますが、そんなに大きくない町なので、今はやりのシェアスクーターがとても便利でした!
アプリをダウンロードしてクレジットカード番号を入力すれば外国人の私でも簡単に利用できました!
ローヌ川をスクーターで颯爽とわたってたどり着いたのはポールボキューズ市場。
そう、あのフランス料理界の巨匠、故ポールボキューズさんです。
彼はリヨンにとても縁が深く、とてもリヨンという街を愛していたとか。
ポールボキューズ市場は、そんな巨匠が認めた確かな味のお店だけが出店できる食材市場なのです!
中はハムやチーズ、海鮮にスイーツまで、沢山の美味しそうな食材であふれていました。
イートインコーナーもあってその場でビールやワインと一緒にいただくこともできます。
私たちはいとこオススメのサラミとチーズをテイクアウトし、ローヌ川沿いでビールを飲みながらいただきました
ポールボキューズが認めた市場で調達したつまみと冷えたビールを、ローヌ川に停泊している船の上で風に当たりながらいただく・・こ、こんな贅沢な幸せがあってもよいのか・・と言うほど至福の時でした!!(^^♪
美食の街リヨンのしめはやはり伝統料理「ブション」で
最高においしいチーズとサラミ、そしてビールを堪能しましたが、もちろんこれが夕食ではありません!!
美食で有名なリヨンではどれだけ食べれるかが旅の勝敗を分けるといっても過言ではないのです!
夕食ももちろんガッツリいただきますよ~~!
というわけで、夜は街の美食街へ。
リヨン最後の夜ということで、「ブション」という伝統料理をいただきました。
たくさんお店があって迷ってしまいますが、これまたいとこおすすめのレストランへ。
私がチョイスしたのはクネルという魚のすり身料理。
ふわふわのすり身とチーズソースが良く合ってとっても美味しかった!
でもこれは食べたことがあるような、、と考えてみたらほぼ完全にはんぺんでしたw
でも本当美味しかった!
ブションとワインで余は老けていき・・こうして足掛け3日間のリヨンの旅が終わりました。
翌日からは本当に一人旅!
モンブランで有名なフランスのシャモニーへ向かいます。
四十路初ヨーロッパ一人旅シリーズ、リヨン編①はこちら↓
私に一人旅のチャンスをくれた息子のロンドンサマースクールについての詳しい情報はこちら↓