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上海在住もうすぐ20年。上海人夫と日中英トリリンガル息子の3人家族です。海外親子留学や上海での日常を綴ります。

【留学】サマースクール選びのポイント【イギリス】


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1ヶ月半ぶりに上海に戻って参りました~。

前半は日本、後半はヨーロッパ。濃い~~い夏休みだった・・!

前回初日の様子を少しだけお届けしましたが、息子はイギリスのサマースクールに3週間参加してきました。

guufugan.hatenablog.com

 

サマースクールは世界中でそれこそ星の数ほど行われています。

その中で一つを選び出すのは大変なことですよね。

今日は、私がサマースクールを選ぶに当たり重視したポイントについてお伝えしたいと思います。

みなさんがサマースクールをご検討される際にお役に立てれば幸いです^^

【目次】 

 

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Higfield school



ポイント1:学校自らが運営しているサマースクールである

毎年世界中で様々なサマースクールが開催されており、名門校や有名校のサマースクールは大変人気があります。

ただ、学校名だけで選んでしまうと失敗してしまうことも。

というのも、学校側は施設を提供するだけで、主催者は全く別のサマースクール業者だったりするのです。

サマースクール業者が主催のサマースクールがすべて悪いとは思いません。

実際うちの息子も去年の夏は上海でそのようなサマースクールにいくつか参加しました。

ただ、中には「夏の間稼いで後は遊んで暮らすぜ~~!!」的な怪しい外国人先生やスタッフがいたり、プログラムも安直だったりするものもあります。

 

今回私がHighfieldを選んだポイントの一つが、学校が主催のサマースクールである」というところです。

先生やスタッフは学校の職員で(臨時アルバイトの人も多分いると思いますが)、施設ももちろん普段イギリス人の生徒が使っているところを使えます。

そのため、イギリスのボーディングスクールをまるごと体験できるのです。

それに、普段から学校運営を行っている学校スタッフによって運営されるので、安全面でも安心感があります。

 

そういう意味で、「学校自らが運営しているサマースクール」という点が、選択の一つなポイントになりました。

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Highfield サマースクールスタッフ

 

 

ポイント2:カリキュラム

サマースクールを選ぶ上で次に重視したポイントは、そのカリキュラムです。

今回参加したHigfield schoolのサマースクールは、イギリスの現地の子供向けというよりはどちらかというと外国人向けに設定されていました。

現地の子供が参加するサマースクールは、今回のようなボーディング(寮)生活ではなく、午前中や午後だけというところが多く、

また、内容もスポーツやアクティビティーを中心としているものがほとんどです。

本当に現地のリアルな小学生たちと交流でき非常に魅力的なのですが、

せっかく高いお金をかけてイギリスまで行くのだから、お勉強もしっかりしてほしいというのが親の本音・・^^;

Higfield schoolのサマースクールは月~土まで1日3クラス、割とみっちりお勉強の時間が設けられています。

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ある週の時間割。土曜日もしっかり授業^^

 

また、英語の勉強だけではなく、地理や科学、歴史についても現地の子供たちが学ぶ内容に沿って授業を受けることができるのも魅力的でした。

帰国後ノートを見ましたが、先生からのフィードバックもすごく細かくしっかりされていて、かなりしっかりお勉強したんだな、ということがわかりました。

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息子のノートより。太陽系の星についての授業かな・・?


もちろん、せっかくの夏休みにお勉強だけではもったいない。

スポーツやイベントも盛りだくさんです

 

スポーツの時間は毎日あり、ホッケーやラグビーなど、日本や上海ではなかなか体験できない競技も楽しむことができました。

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生まれて初めてのホッケー!

 

また様々なイベントも目白押しです。

ウォータースライダーや

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敷地内の丘を利用したウォータースライダー^^息子はこれが今回すべての中で一番楽しかったそう笑

BBQパーティー

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BBQ!とってもおいしそう!

森の中のロードショー

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学校の敷地内に森があります^^

他にもタレントショーなど、毎日のように楽しいイベント盛りだくさんでした。

 

また、週末にはエクスカーション=小旅行のお楽しみがあります。

ハンプトンコートや科学館、ロンドン市内観光などに連れて行ってもらったそう。

 

テムズ川ボートツアー

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この数分後、胸ポケットのケータイをテムズ川に落とした人^^;

ハンプトンコート

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ナイトのミニチュアをお土産に買ってきました^^

科学館

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プラネタリウムもあったそうです。

このように、お勉強もお楽しみもぎっしり盛りだくさんなカリキュラムに大変魅力を感じたこともこのサマースクールを選んだポイントの一つとなりました。

 

 

ポイント3:参加者の国籍バランス

今回息子が参加したHigfield サマースクールは主に外国人向けに開催されているというお話は前述しましたが、

そこで気になるのが参加者の出身国の内訳です。

せっかくイギリスまで行ったのに、周りがみんな日本人、もしくは中国人、では、

結局日本語や中国語ばかり話して終わってしまう・・ということになりかねません。

とくに、最近中国では外国のサマースクールに子供を参加させる家庭が爆発的に増えていて、参加者のほとんどが中国人、、、なんてサマースクールもある、と聞いたことがあります。

 

その点Higfield schoolは、参加者の出身国のバランスに厳しいルールを設定していて、

ある地域からの参加者が定員に達すると、全体の参加者にまだ余裕があっても参加できないようになっています。

私が申し込みをした時点で、中国圏(マンダリンスピーカー)の子供はすでに定員に達していて、息子は日本人としての参加となりました。

 

そのようなルールのおかげで、参加者の出身地はとてもバラエティーに富んでいて、

息子はスペイン人、ポルトガル人、イスラエル人、韓国人など、たくさんの国からきた子供たちとお友達になることができました。

 

 

ポイント4:立地・環境

Higfield schoolはロンドンから車で1時間ほどの緑豊かな郊外、ハンプシャー州Liphookにあります。

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とてもかわいらしいLiphook駅

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駅から学校までは歩いて20分ほど。木漏れ日が美しい森の中にあります。

学校の敷地内も周りも緑であふれ、とても素晴らしい環境です。

イギリスには緑豊かな場所はたくさんありますが、長いフライトを経てやっとロンドンに到着した後また移動することを考えると、

空港からあまり遠い場所は避けたいところです。
その点、Higfield schoolは空港からだと車で45分くらいで到着できるので、子供の負担も最小限ですむ点が魅力でした。

 

敷地内にはアスレチックや

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様々なスポーツを同時にプレイできるくらいひろーいフィールド、それに大きな森もあります。

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 立地も環境もとても理想的で、そこがこのサマースクールを選んだポイントの一つになったのでした。

 

他にも、もちろん費用や学校からのレスポンスなど、選んだポイントはいくつかありましたが、決め手となったのはこの4つだと思います。

 

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まとめ

サマースクールは星の数ほどあるが、選ぶポイントは4つ 

  1. どこが運営しているか
  2. カリキュラムは豊富か
  3. 参加者の出身地内訳
  4. 立地/環境   

 

それでは、また!