去年2018年に初めて開催された中国国際輸入博覧会（中国国际进口博览会/CIIE）。
輸入をテーマとする世界初の大型博覧会で、中国政府主導の鳴り物入りでスタートしたこともあり、中国国内外で話題となりました。
来場者80万人、成約金額578億ドルなど、大成功の裡に幕を閉じた博覧会が、今年も11月5日から行われるようです。
去年同様の大成功が期待されていますが、その裏で一般市民の生活は混乱をきたしているのです・・。
今年もやるのか！中国国際輸入博覧会
去年初めて開催された中国国際輸入博覧会ですが、当初から中国政府の「ただならぬやる気」を感じさせていました。
普通の展示会は、入場予約HPから簡単なプロフィールを入力するだけでOK、また大半は予約なしでも当日の受付可能としているのですが、中国国際輸入博覧会では、開始の数か月前に申し込みが必要、しかも直近撮影の写真とパスポートコピーまで提出が求められました。
後日送られてきた入館証はかなり立派で、なんとICチップ搭載。
入場の際には特殊ゲートを通るのですが、その際顔認証も行われていたといううわさも・・・。
とにかくテロや事件を起こさないような万全の管理体制が敷かれていたようです。
それは当日の会場だけにとどまらず、会場周辺もっと言えば上海全体でもかなり警備が厳しくなっていました。
開催当日は会場周辺の地下鉄封鎖があったし、宅配便サービスは休止。さらには開催初日から3日間は学校や職場がお休み！その代わり前後の土日が代登校・出勤となったり、市民が受けた影響はかなり大きかったのです。
まあ、それも1回きりのビックイベントだから仕方がないか・・と思っていたのですが・・
相変わらずの直前発表！中国国際輸入博覧会のための休日調整
先週末くらいからママ友や息子学校の親たちグループチャットが急に騒がしくなりました。
というのも、どうやら今年も中国国際輸入博をやるらしい、しかもまた休日調整があるらしい、という情報が入ってきたのです。
どうやら今年は、11/4(月),11/5(火)がお休みとなり、その分11/2(土）と11/9(土）が登校日や出勤日となるようです。
正式な発表がいつだったのかは詳しくわかりませんが、市民の間に情報が入ってきたのが先週末。調整が始まるわずか2週間前・・。
そういえば、去年の調整日の発表もこんな感じで、市民は仕事やプライベートのスケジュール調整に追われたのでした・・。降ってわいた連休に、旅行会社のHPサーバーがダウンした、なんて話も。
なぜもっと余裕をもって発表できないのか・・それとも直前にしか発表しないのには意図があるのか・・謎です・・。
振り回される現場！中国国際輸入博覧会休日調整
そして今年も、安定の直前発表、振り回される市民たち。
私の周りでも仕事やプライベートのスケジュールへの影響に対する悲鳴があちこちで上がっています。
しかもその辺りは学校の中間テストウィーク。息子の学校も中間テストのスケジュールが大幅変更となりました・・。
もともとは11/5(火)-11/7(木)に中間試験を行う予定が、11/6(水)-11/8(金)に、また11/2(土)は登校日となりました・・。
せっかくの3連休も試験直前ではさすがにどこかに旅行に行こう！という勇気もなく・・。
勉強の時間だけはたっぷり与えられて、息子にとっても親にとっても居心地のわるい3連休となりそうです・・。
私からしたら、こんな国家レベルの行事なんだからなぜもっと早く発表しないのか、と思うのですが、中国ってお上であれ市民であれ、割といつもこういう感じかもしれない・・。
「明日中国っぽい格好させてきて」なんて、学校から直前ミッションが与えられることもざらだし、中国人との友達と前もって約束をしていても、直前に覆る（ドタキャン、やっぱり違うことがしたい、など）こともしょっちゅうだし。
そしてそういうことがあっても、怒ったり戸惑ったりせず結構あっさり受け入れるんだよね～。
よく言えば、柔軟で臨機応変。悪く言えば、計画性が・・・・やめておきます(笑)
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ヨーロッパ一人旅の記事を途中で放り投げてしまった形になってしまっていますが・・。
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ウェブライターになることは、いくつかある夢のうちの一つだったので叶ってうれしい！・・けど、意外とあっさり叶ってしまって、つまり、言ってみればある程度誰でも始めることはできる仕事だということがわかり、ちょっと複雑。。。
これはもう、これからの私の頑張りが試されているということですね！
ブログでもウェブ記事でも、読む人を幸せにするような記事を目指して、精進いたします！
これからもよろしくお願いいたします♪
