皆さんこんにちは！
上海は冷たい晩秋の雨が降りそぼってなんとなく憂鬱になる日々が続いております。
これからノンストップで本格的な冬に突入ですね‥やだなぁ・・。
さてさて、今日は先日体験したなかなかレアな体験を皆さんにシェアしたいと思います！
どんな体験かといいますと、そう、タイトルの通り「上海森ビルで普段は要人しか入れない特別室に行ってきた！」のです！
なかなか見れない貴重な写真もたくさんありますので最後までお楽しみください～♪
上海環球金融中心（上海森ビル）はこんなビル
そもそも、上海森ビルって何？！
上海森ビルというのは通称で、正式には上海環球金融中心(shanghai huanqiu jinrong zhongxin)と言います。
上の写真の左側、栓抜きのような形をしたビルです。
通称でお分かりのように、日本の「森ビル」が建設しました。
オープンは2008年で、当時は上海で1番高いビルだったのですが、2016年に完成した写真奥の「上海タワー」に抜かされてしまいました。
ちなみに、上海森ビルができるまでは写真手前の「金茂大厦」が上海で一番高いビルでした。
つまり上海一の高さを競う超高層ビルがこんな至近距離にボンボン立っているわけです（笑）
これらのビルが並ぶのは上海浦東地区にある「陸家嘴（lu jia zhui)」という地区。
香港に並ぶアジア最大の金融センターです。
黄浦江を挟んで西側から陸家嘴を望む風景はまさに近未来都市です。
上海森ビルの高さは？
一度は上海一の高さを誇った上海森ビル。その高さはどのくらいかというと・・
- 地上101階建て
- 高さ 492ｍ
- 展望台の高さ 474ｍ
あまりピンとこないですよね。
では、日本で一番高いビル大阪のあべのハルカスと比べてみましょう。
- 地上60階建て
- 高さ 300m
- 展望台の高さ 300m
・・一目瞭然ですね＾＾；上海森ビルはかなーり高いビルだということがお判りいただけたと思います。
ただ、さっきも言ったように上海森ビルは今上海一高いビルではありません。
現在上海一の高さを誇る上海タワーはどのくらい高いかというと・・
- 地上127階建て
- 高さ 632m
- 展望台の高さ 552m
もう圧倒的な高さですね＾＾；あべのハルカスの倍近い高さって・・
ちなみにちなみに、現在上海で3位の高さに甘んじる金茂大厦はと言いますと・・
- 地上88階建て
- 高さ 420m
- 展望台の高さ 420ｍ
・・はい、あべのハルカスは足元にも及びません＾＾；
上海の高層ビルがいかにけた違いかということがお判りいただけたでしょうか。
風水で決まった？陸家嘴の開発と上海森ビルのデザイン
上海森ビルは、写真を見てお分かりのようにとても特徴的な形をしていますよね。
上部に空いた長方形の穴は栓抜きを彷彿とさせるため、上海在住の日本人の間では「栓抜きビル」なんて通称で呼ばれることもしばしば。
なんでまたこんなところに穴をあけるデザインにしたのか、と疑問に思ってしまいますが、これには見た目だけじゃない理由があるようなのです。
上海森ビルが建っている陸家嘴は、1990年代初めまでは何もない荒れ地でした。
当時上海人の間では「浦東（陸家嘴のある地区。黄浦江の東側）に豪邸を立てるより浦西（黄浦江の西側）で乞食をしたほうがましだ」などと言われるほど、浦東は何もないところだったのです。
しかし経済発展に伴い上海に金融中心区を作るにあたり政府が目を付けたのはこの浦東の陸家嘴。
なんでも、この辺りは風水的に金運上昇の運気が高いのだとか。
それで決まったのかどうかはわかりませんが、その後開発は進み次々とビルが立ち並び初めました。
そして上海森ビルの建設計画が持ち上がったのですが、森ビルが選んだ場所こそ、全体的に金運の運気がある陸家嘴の中でも最も金運が高い場所だったそうなのです。
そして森ビル頭頂部のあの穴は、風水的に周りの強い運気を吸い取る、という意味があるのだとか。
風水で都市開発が左右されたりビルのデザインに影響与えたり、さすがは中国！という感じの噂ですよね（笑）
でもそれもあながちただの噂ではないと思わせてしまうところが、やはり中国のすごいところです＾＾；
ちなみに・・・この話にはおまけの噂がありまして・・。
上部の穴はもともと丸い形のデザインだったそうなのです。
でもこれに中国側のGOサインが下りず今の形に変更になったとか。
丸い形が上海一の高さのビルの上部に掲げられると・・・理由はなんとなくわかりますよね？
はっきり書くといろいろ不都合がありそうなので、あとは皆さんのご想像にお任せします（笑）
観光にも超おすすめ！環球金融中心（上海森ビル）
上海森ビルはオフィスオフィスだけではなく、魅力的なレストランや施設がたくさん入っていて上海観光にうってつけ。
是非行ってほしい私のおすすめスポットをご紹介します。
地上100階！474mから堪能する上海の大パノラマ！
上海森ビルに来たらまずは地上100階の展望台に上りましょう。
まずは秒速8秒という超高速エレベータで94階まで一気に登ります。
エレベータの中は近未来的なデザインで、ワクワク感を掻き立ててくれます。
94階はスカイエリアと呼ばれるフロアでカフェバーも併設されています。
ここからエスカレータに乗り換え97階へ！
あの栓抜き部分の上と下、97階と100階にそれぞれ展望台があるのです。
97階の展望台にはお土産屋さんもあります。
そしてエレベーターに乗っていよいよ100階へ！
100階の展望台はなんと一部の床がガラス張り！！
上海を一望する素晴らしい眺めをちょっとしたスリルとともに楽しめます。
その日はあいにくの霧で見通しが悪かったのですが、それでもなかなかの眺めでした。
入場料などの情報は下記HPご参照ください！
2020年の2月16日までは「Ocean by Naked」というイベントもやっているようですよ。
ミシュランにも輝いた名店で小籠包を堪能しつくす！
展望台からの眺めを堪能したら次はお腹を満たしましょう♪
ミシュラン一つ星にも輝いた名店「鼎泰豊」の上海森ビル店は3階のレストランが集まるエリアにあります。
中が透けて見えるほど繊細なうす皮の中にはジューシーな肉汁がたっぷり！
カニ入りの小籠包が私の一押しです♪
以前trip-partnerさんで書かせていただいた小籠包の記事です。
鼎泰豊以外にもたくさんの上海のおすすめ小籠包店が出てきますので是非読んでみてください♪↓ ↓ ↓
鼎泰豊の店舗情報はこちら↓ ↓ ↓
セレブ感を満喫！下界を眺めながら優雅にいただくアフタヌーンティー
小籠包で満腹になっても、甘いものは別腹！ということでデザートは87階のパークハイアットホテルにあるLiving Rooｍでアフタヌーンティーをいただきましょう！
是非窓際の席をゲットしてください！
下界を眺めながら優雅にスイーツを楽しめば、つかの間のセレブ気分を味わえます＾＾
イースターやハロウィン、クリスマスなどのイベント時期にはとってもかわいい特別メニューになるので是非それぞれの季節に行ってみてください♪
https://www.hyatt.com/en-US/hotel/china/park-hyatt-shanghai/shaph/dining
いよいよ要人しか入れないスペシャルルームへ！
さてさてお待たせいたしました！
いよいよ普段はVIPしか入れない特別な部屋のことをお話しします！
この部屋、中国内外からの要人（政治家とか芸能人とか）が来た時に案内する部屋なのだそうです。
普段一般ピーポーは入れないのですが、あるイベントで特別に入ることができました！
この扉の向こうにあったのは・・・
森ビル社長の思い
森社長のデッサンが大きく飾られていました。
そこには理想はただのビル建設を超えた、理想の街をつくりたいという思いが強く表れているようでした。
他にも、これから完成する虎ノ門ヒルズのデッサンなども見ることができました。
圧巻！上海の街を精密なジオラマで完全再現！
そして奥の部屋に案内してもらうと・・そこには圧巻の景観が！！
上海の街全体を詳細に再現した精巧なジオラマ群が広がっていたのです！
森ビルのある陸家嘴だけではなく川を挟んだ浦西の方まで、上海の街が広範囲にわたって 正確に再現されていました。
ライトアップすると夜の上海が浮かび上がってきます。
ちなみに、川の上に浮かんでいるのがあべのハルカスの同縮尺模型。
手前にあるのでわかりにくいと思いますが、上海タワーなどの近くに置くと本当にその高さの違いにびっくりしてしまいました。
上海森ビルを含む上海超高層ビル群の周辺はもう少し大きい縮尺での別模型も。
こうやって見ると、改めて周りの建物との圧倒的な高さの差に驚きますね！
本当に貴重で素晴らしいものを見せていただきました♪
この部屋には多分入ることはできませんが、ほかにもおすすめスポット盛りだくさんの上海森ビル。
観光の際には是非行ってみてください！
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実体験をもとにディープで役立つ記事をお届けする旅情報サイトTrip-partner
こちらで記事を書かせていただいています。
よろしければ覗いてみてください！↓ ↓ ↓
