世界のコロナ感染拡大がとまりません・・・。
毎日劇的に悪化する状況に頭の理解が追いつかないほどです。
ほんの1か月ほど前には想像もしなかった光景が広がっています。
この状況になってもまだ緊急事態宣言もロックダウン指示も出さない日本の政府。
各家庭マスク2枚配布には、怒りを通り越して笑ってしまいましたが・・。
ちなみにこの「マスク2枚作戦」、すでにこちらでも嘲笑の的となっております。
・・はずかしい( ;∀;)
こんな無策な政府に自分や大切な人の命を預けていられません。
自分の頭で考えて自分の意志で動くことが大切です。
「人と会うこと自体がリスク」
このウイルスの特徴をよく理解して、自らリスクを引き要せるような行動は絶対にしないようにしてください。
ここでいう「リスク」とは、「自分が感染するリスク」と同じレベルで「人に感染させるリスク」も指します。
とにかく、極力家に居ましょう!
ウイルスを家の中に持ち込まなければ、家に居る限り感染リスクは限りなく0です。
(セントラルヒーターや下水から感染、という可能性も0ではありませんが・・)
でも、ずっと家に居るのは気分が滅入るし、大好きな家族や恋人でも、24時間ずっと一緒にいればイライラしてくるのは当たり前です。
私の2か月にわたる引きこもりの経験からするに、引きこもり中の唯一かつ最大の楽しみは、「食べること」です。
「食べたいなら作ればいいじゃない」
我が家では、外食はもちろん、出前も控えていたので、「食べたいなら作ればいいじゃない」というマリーアントワネット的な発想で、いろいろなものにチャレンジしていきました。
陰陽鍋とコンロを購入して、自宅で本格火鍋を楽しんだり
煙対策で台所イートイン方式の「おうちで焼肉屋さん」をしたり
今まであこがれてたけど、挑戦するにはいろいろとハードルが高くてできなかった「おうちでたこパー(たこ焼きパーティー)」にもついに手を出してみたり
(ちなみにこの写真を中国のSNSにあげたら、関西出身の友人たちから「キャベツはないわ!!!」の突っ込みの嵐をいただきました・・(笑))
男子たちの熱いリクエストで 2日連続餃子を焼いたこともありました。
そして余った餃子の皮を利用した「エビワンタン麺」
ぷりぷりでおいしゅうございました。
この試練から得たもの
コロナの引きこもりがなかったら、自分でエビワンタン作ろうなんて考えもしなかったでしょう。
うちの台所にタコ焼き器と陰陽火鍋がやってくることもなかったでしょう。
そして何より、こんなに長い時間、家族と過ごすこともなかったでしょう。
そう考えると、この試練から得たものもたくさんあったのかなと今となっては思います。
実際、息子といつもよりずっと長い時間一緒にいる中で、気づきもありました。
仕事に家事に忙しい毎日を送っていた時は「もう3年生でしょ!」「赤ちゃんじゃないんだから!」と、無意識に「息子はもう幼い子供ではない」という認識で、彼にもそういうふるまいを求めることが多かった気がします。
でも、ずっと一緒にいて、いつもより丁寧に彼の話を聞いたり、彼の行動をよく観察するようになったら、そのまだまだ高くてかわいらしい声や、たどたどしい話し方、不器用な鋏の持ち方、そういうはしばしに幼さが残っていることに気づいて、変な話ですが、今まで以上に「大切にしなきゃ」と、愛しさがこみあげてきたのでした。
日本にいる方々は、これから本格的な引きこもりに入る可能性が高いと思います。
日常がガラッと変わります。
感染の不安、経済的な不安、子供への影響の不安・・・
考え出したら恐ろしくなり、出口の見えないトンネルに迷い込んだような気持になることもあると思います。
でも、いまは我慢の時。絶対にいつかは日常が戻ってきます。
こんな時だから、家族でゆっくりとおいしいものを作って食べて、お互いの話にゆっくり耳を傾けて。
大切な人のことをもっともっと深く知る時間をもらったと、そう思って乗り切りましょう!!!
明けない夜はない!!!
日本、加油!!!!